押入れのちよ

秋の夜長にラジオというのはとても相性が良いものだと、この歳になって知った。以前から気になっていた「青春アドベンチャー」という番組を、今夜初めて聴いた。主人公のサラリーマン男性とアパートの階や家賃がよく似ていて、まるで他人事とは思えなかった。

少しずつ謎が解けてゆく楽しさを共感したり、「ちよは穀潰しじゃない!」と一緒になって怒ったり、赤いべべを着て短い足をぶらぶらさせているちよを見てほっとしたりと、少しのあいだ彼とすり替わったかのように過ごした。噴き出さんばかりの元気をもらい、心が溢ればかりにあたたかくなった。ちよには、幽霊だけに、霊力をたっぷり貰えたような気がする。熱心に語って下さった朗読家さん達にも感謝したい。さあ、明日も頑張ろう。


2007Autumn

押入れのちよ



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by yume-no-izumi | 2007-09-10 23:59 | シングルライフ