カテゴリ:キャンパスライフ( 40 )

世界を食いつくすファストフード

ファストフードが世界を食いつくす


毎日、何億人もの人々が、深く考えることなく、自分の行動の間接的あるいは直接的な派生効果に気づくこともなく、ファストフードを買っている。彼らはこの食べ物がどこから来るのか、どうやって作られるのか、そして周囲の共同体にどんな影響を及ぼすのかなど、まずもって考えない。ただ漫然と、カウンターからトレーを持ち上げ、テーブルを探して席につき、包み紙をあけてかぶりつくだけ。

一九九七年八月まで、わが国(注:米国)の牛のじつに七五パーセントが、日常的に、畜産廃棄物、加工ずみの羊や牛の残骸、を食べさせられていた。年間何百万匹という猫や犬の死骸までが、動物保護施設から買い取られ、飼料にされていた。

こういう慣行は、食品医薬局によって禁止された。にもかかわらず、食品医薬局の現行規定において、豚や馬の死骸は、食鳥類の死骸とともに、牛の飼料として与えてもよいことになっている。しかもこの規定では、牛が食鳥の死骸を与えられるだけでなく、食鳥が牛の死骸を与えられることまで許可されているのだ。

六ヵ月間にわたる徹底した研究の末、キーストーン社の研究所は新技術の開発に成功し、”マックナゲット”生産の道を拓いた。再形成したひと口大の鶏肉で、胸肉を主原料とし、安定剤でつないだのち、パン粉をまぶして、油で揚げ、冷凍して、暖め直す。

アーカンソーに本社をかまえるタイソンは、鶏肉加工業界の一角を占める大手で、たちまちにしてマクナゲットの生産に適した鶏の新種を開発する。”ミスター・マクドナルド”と呼ばれるこの新種は、胸が異様に大きくふくらんでいた。

ハーバード・メディカルスクールの研究者が行った科学成分分析によると、マックナゲットの”脂肪酸の性格”は鶏肉よりも牛肉に近いという。フライドポテトと同様、牛脂で揚げていたからだ。マクドナルドはじきに植物油に切り替え、生産過程で”ビーフエキス”を添加して、おなじみの風味をつけるようになった。

キロ当たりの脂肪分は、ハンバーガーの倍に相当する。

マクドナルドのスパイ活動の一環として供給されたその服を、自分の子供が何ヵ月も着ていたことを知って、嫌悪をもよおした。


//どこか胡散臭かったマクドナルドハウス。ディズニーランドをアレンジしたものだった。食肉処理場の業務・環境は凄まじい。長野県庁みたく透明にしたら赤と茶色で染まること受け合い。無知で非熟練なティーンエイジャーは親への反抗心、収入インセンティブなどで案外管理し易い。もちろん顧客として売上にも貢献してくれる。
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by yume-no-izumi | 2008-07-13 10:07 | キャンパスライフ

天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方


天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方


レビューにもある通り、面白い投資の読み物でした。
内容はどちらかというとファイナンス論に近いので、
彼のキャラも含め、かなり自分好みでもありました。

彼の風貌は、あとがきにもあるようにBTTFの
ドクター・エメット・ブラウンを思わされます。


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e^i^π +1=0
※e≒2.718

という「博士の愛した数式」でも登場したオイラーの等式も参加してました。


√(1+△%)(1-▲%) -1=期待残高
※△、▲は騰落率

この式は一定期間の目安を考えるには役立つじゃないかな?


「洗濯機が保障期間中に壊れなければ保証書は紙くずになるのと同じだ。」

このオプション取引の喩えには、歓喜で目が輝きました。
microとmacroの間で、"mucro"なんてアイデアも乙。
彼の他の著書・文献には随時あたっていこうと思います。
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by yume-no-izumi | 2008-07-07 20:21 | キャンパスライフ

人間を幸福にしない日本というシステム



人間を幸福にしない日本というシステム


日本人は「知る者」と「知らざる者」の二つにはっきり分けられている。普通の人々には「もっともらしいウソ」だけが与えられる。

日本は調和のとれた国であり、その意味であまたの国の中でもユニークな存在だという信念は、日本人の集合意識の中に深く根付いている。これは大掛かりで、しかも大成功した欺瞞である。それ自体が巨大な偽りのリアリティであるばかりか、ほかの多くの偽りのリアリティの源泉になっている。

実際には、日本社会の大問題の一つは、むしろ人々のあいだに、わけても政治エリートたちのあいだに、本当に意味での相互信頼が欠けていることなのだ。確固たる相互信頼が無ければ本当の社会の調和などはありえない。私の意見では、相互信頼があまりに不足しているというまさにそのために、日本は調和社会だというきれいごとをひときわ強調してきたのではないか。それはまさに日本社会の泣きどころである。

日本は「調和」を強制されてきた歴史がある。いわゆる十七条憲法で「和」を強調した聖徳太子の時代から明治政府にいたるまで、日本は政治的に厳しく抑圧されてきた。抑圧のもとでは、人々は調和をよそおうしか道がなかったのが真相だ。

今日でも、望ましからぬ事件に関わったものは、その全員に多少とも責任があるという考え方が日本に深く浸透している。
日本の警察になんらかの形でかかわった人はだれでも、礼儀正しく謝罪の態度をとっておけば自分にとって非常に有利になることを知っている。たとえ自分にはまったく落ち度はなかったと思っていてもだ。

「あなたは日本人らしくない」と日本人を評する策略は、たとえばオランダ人に「あなたはオランダ人らしくない」という場合(十中八久、一笑に付される)に比べ、はるかに心の安定を乱す。イギリスで人のある行動を批難したければ、それが相手の階級にはふさわしくないと示唆する手がある。アメリカでは、そのやり方は「アメリカ的でない」とほのめかせば、一部の人はうろたえる。
しかし、人の行動を制止する点で、「あなたは日本人らしくない」というほど効き目のある非難の言葉は、世界中どこにもないと思う。日本の市民はこの感情的策略に気をつけること。日本を変えたいと主張したら、まずこの策略が使われる可能性が高い。「あなたのやり方は日本的ではない」といった言い方には抗いがたい強い力がある。これは、最も陰険な脅しの一つなのだ。

「西欧中心的」というレッテル貼りは、これらの知識人が触れたがらない不快ないくつかの偽りのリアリティから、あなたの目をそらすのに役立っている。
こうした、「西欧的」モデルとかアジア的ないし「儒教的」モデルといった分類自体が、政治的抑圧を正当化する大義名分として使われがちなのだ。日本の市民にはこのことをしっかりと見抜いてほしい。

われわれは「審議会」なるものに大いに気をつけなければいけない。日本の民主主義にとっては概して有害だからだ。理由はいくつもある。審議会は大きな偽りのリアリティを生きながらえさせている。審議会は、日本の統治システムをより民主的にする制度だと見せかけられている。国民の代表者によって構成されていると思われている。ところが、そんなものでは全然ないのだ。実際は、官僚制に仕える召使いのような人々で構成されている。

大衆社会の形成者としてのテレビの影響は、総合的に見れば、そして世界中どこにおいても、市民社会にとって不健全なものである。大衆社会というのは、多くのことをあまり真剣に考えようとしない。受け身の娯楽にならされてしまっているのだ。しかし、政治は真剣な営みなのである。

政治のリアリティに関する史上最も「偉大」な発見の一つはローマ皇帝が吐いている。彼はこう喝破した。「パンとサーカスを与えておけ。さすれば民は幸福であろう」。

テレビを利用する習慣は、政治のプロセスをも歪めている。選挙、とくにアメリカの大統領選挙において、「イメージ」が政治的思考に取って代わっているのだ。

日本における真実の報道は、ある不愉快な制度によって組織的に妨害されている。改善の見込みはないから、もはや外科手術のようにすっぱりと取り除くしかない「記者クラブ」制度のことである。

エネルギーを費やしても行動的市民になる価値はある、と、あなたが考えるかどうかで、たぶん、あなたの愛国心が試される。私が言っているのは、極端に国家主義的な感情や、非現実的な権力幻想、また政治的英知の代用品である神話などが生み出す、偽の愛国心のことではない。
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by yume-no-izumi | 2008-07-07 08:00 | キャンパスライフ

投資信託 嘘と本当

週刊 東洋経済 2008年7月5日特大号 内の特集記事、
「2大論客が誌上対決 山崎 元vs.松尾健治」を読んでの引用と感想。

毎月分配は複利効果が得られないと批判する人は、運用資産が右肩上がりで成長することを前提にしているが、現実は上がったり下がったりジグザグだ。10%ずつプラスマイナスを繰り返すとしたら、100が110になった後に10%下がるのと、100が110になって10を分配した後で10%下がるのでは、どっちが損をしているか計算すればわかる。だから上がったときは、分配したほうがいい。

毎月分配は分配時に課税されるので、再投資型と比べて効率的でなはないという批判もあるが、源泉税率10%は十分低い。来年から20%に上がるが、年間分配が100万円までなら10%のまま。それに財務省の肩を持つわけではないが、税金を払うのが悪いことだとは思わない。


……話を反らされてしまいましたね。たしかに計算すればどちらが損かは明らかですが、あくまで評加損なので、実損ではありません。また税の繰り延べ効果が無視されてはならないでしょう。無分配で資産が成長してからまとめて払った方が、毎月つまみ食いされながら成長するよりも、早くて無駄がありません。資産が右肩上がりという前提は意識したことがありませんが、基本的に右肩下がりのファンドは途中償還されてしまうでしょう。資産が伸びそうなファンドを選んで購入するはずです。

山崎元さんの言う通り、販売側がきちんとしたベーシックな商品を販売していこうという見識を持つべきです。

その他に付け加えるとすると、投資顧問会社の敷居の高さ(0.1億円〜?)をいいことに、信託報酬の高さを改善せずアグラをかいていて良いのかと。全国の販売会社を回ってセミナーを開催するよりも、ずっと顧客に対して有益なはずです。
そもそも運用以外の手間というのも限られていますし、それが業務なである限り弁解の理由には当たらないと思いました。

考え方の相違でしょうが批判ばかりしていても解決には至りません。
バンガードの来航を一刻でも早くと心待ちにするばかりです。


追記:7/2
別の特集「投信の常識11のウソ?」も
変にデータの小細工が過ぎた風がありました。
派手に”紙上対決”なんて書いてあったり、
今回は真偽の対立を装った東洋経済自体が罠でした。



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by yume-no-izumi | 2008-06-30 23:56 | キャンパスライフ

夏休みの友



会社四季報 2008年 3集夏号 [雑誌]

「四季報の夏、日本株の夏」



第3号が一番重要らしいので、3/4年ぶりに購入。
ワイド版を考えていたが重かったので止めた。
(表紙もツルツルだったし…
ところで、会社の接待費は特定財源ですか?


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by yume-no-izumi | 2008-06-19 18:56 | キャンパスライフ

経済の世界勢力図


榊原 英資
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アジア共通通貨「アシアナ」についてはともかく、
第7章「個人 世界勢力図の中の選択」には
教育について現代人が忘れがちなことが書かれていて
どこか誇らしい気持ちになったので。
それにしても、日比谷高校→東京大学→大蔵省
の流れは羨ましいばかりです。
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by yume-no-izumi | 2008-03-11 23:47 | キャンパスライフ

パン屋のお金とカジノのお金はどう違う?



マルクスの最大の誤りは、資本主義を変えようとしなかったことです。
マルクスは、国家に資本主義を任せようとしたのです。
……対立する双子を持っていたのです。
つまり、民間資本主義と、国家資本主義であり、
どちらも資本主義のシステムで、それ以外ではなかったのです。


この『エンデの遺言』からの引用箇所には目から鱗が落ちた。
所詮マルクスも手先、という意見にもここで納得がいった。
それから債務を負っている時の複利は悪夢であることも改めて。

地域通貨にも興味が湧いた。
現在では電子マネー・各種ポイントが
特定の商圏・店舗(地域)で使える通貨として
ある意味では地域通貨が成り立っているように感じられる。
将来的には1P=1円だけでなく、1P=1ユーロなんて面白いですね。


株式会社は株主に配当を渡すためにビジネスをしている会社で、
その配当を出来るだけ増やすために努力をする必要がある。
株主にとっては”打ち出の小槌”でしかないから
……必然的にその会社で働く人々は大変になってくる。

その通り。しかし株主も損して泣く事がある。
無配当で会社を共に育てていきたいですね。カレンダー投資法(笑)
ちなみに表題の答えはギブ&テイク(労働所得)であるか否か。
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by yume-no-izumi | 2008-03-10 22:48 | キャンパスライフ

日本人のための経済原論


小室 直樹
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政治経済歴史の本質が理解できる良書。
とても10年前に書かれたものであるとは思えない。
またそれは真理(問題)が変わっていないことの裏返しでもある。

「日本経済は封建制と資本主義と社会主義の混交経済である。」
「何も言っていないからこそ、社会主義は理想的社会に思えてくる。これが宗教心理学である。」
等々、なるほど膝を打つ文句も数多く散りばめられていた。

戦時中の膨大な赤字国債(累積された途方も無い潜在的貨幣購買力)と
消費財の落ち込んだ供給力とのギャップから生ずるインフレを
「欲しがりません勝つまでは」と無理に抑えていた背景など
戦後の預金封鎖、新円切りかえ、財産税の流れが体得できた効用も大きい。

加えて著者の流暢で快活な語り口はキレとウィットに富んでおり
戦前の優秀なエリートたらん姿勢をも現代に示している。
他の著作にも目を通してみたいものだ。
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by yume-no-izumi | 2008-03-10 20:57 | キャンパスライフ

♪ ドッカーン! ごらんあそべよ ピンチにパンチ

成績が返ってきました。
平均点が前学期の1.5倍になって、秀が5個も☆
それから3時間うんうんうなって、来学期の時間割(仮)を作成。

帰りに電気屋によったけど、既に閉店。
カタログを貰おうとアウトドアショップによったけど、またもCLOSED。
進々堂だけはまだ開いていたので、立ち寄って残り少なくなったパンを購入。

自転車に乗っている時は雨が少しパラついていて、
家に着いてからは雷がドンガラガッシャーン!
久々の迫力ある響き。コワイナ〜っ…(0_0

今は止んだけど、今度は雨がザー‥‥
さて、頼まれたCDを焼かねば。。
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by yume-no-izumi | 2007-03-31 22:44 | キャンパスライフ

Spring Splash

今期最後のテストが終わりました。
今回はレポートもきちっと提出できて良かったです。
(昨夏の悲劇は二度と繰り返すまい・・・・)
基本情報の模試と試験の申し込みも
さっきウェブで済ましたし、これで楽しい春休み♪

そろそろスキンも変えようと、大学の売店で
なにかCSSを勉強できる良い本がないかと探していたら
かなり使えそうなのがあったので、がっちり買ってきました。


河内 正紀 / 技術評論社
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良書
CSSレイアウトに悩んでいる方におすすめです!
プロのウェブ制作に役立つ


よっしゃ、未消化の大人の塗り絵や
ゲームも含めて、この春はいろいろとやったるで〜っ!
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by yume-no-izumi | 2007-02-06 14:06 | キャンパスライフ