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選ばれし者だったのに!

一昨日は代休だったので、ようやく
「STARWARS EPISODE||| REVENGE OF THE SITH」を見に行ってきました。
予定よりだいぶ遅くなってしまったけど、行く間が無かったので。

日本語版はテレビで放映されるので、あえて字幕版を選択。
じつは、スターウォーズを劇場に見に行くのは初めてです。
これが最後のチャンスなので、駆け込んだわけ。

感想を、と思ったけど、
ネタバレが含まれているので、この先は自己責任でお読みください。





まず、オープニング直後の、超ロングノーカットシーンに度肝を抜かれた。

   巨大戦艦が溢れる戦闘宙域
   無数の光線が飛び交う中、
   数機のスターファイターが攻撃をかいくぐってゆく

これほど刺激的なシーン、今まで生きてきた中で見たことがない。
これは、影響受けるなぁ‥。
ヤマトとかガンダムとかスタフォでも、いくつか戦闘宙域はあったけれど、
これほどのスケールは類を見なかった。
ンンンンンーーーーッ 唸るっ!!

グリーヴァス将軍(喘息ですか?)の四刀流には驚いた。あんな扱いありか。
でもその分、一本一本の力が弱かったですね。

今回、R2-D2の活躍がまたよかった。
敵に襲われても、大量の油噴射後火炎放射。
さらに飛ぶ、飛ぶ。
EP4以降は、プラグイン回転ぐらいしか地上での活躍が見られないのが残念。

パドメの遺言となった「善の心が まだ…」という言葉が身に染みた。
ちゃんと感じてたんだなあ。
不思議な事だけど、息子のルークも同じ事を感じる事になるとは…
親子の絆ってやつですかねー。
そういえば、アナキンは結局、レイアを娘と認識する事は無かったですね__
EP6の宴のあと、ルークに教えられていれば、話は別ですが。

思えば、アナキンはただ、
パドメを救いたい、母のようにはさせない、それだけだったんだよね。
しかし、その弱みを議長に利用され・・・

パルパティーンとヨーダの評議会での戦いは、
議員席が飛び交い、民主主義の崩壊を示唆させていて感慨深かった。
ジェダイが次々と味方であるはずのクローン軍に殺されていくのも虚しかった。

オビワンとの戦いのあと、大火傷を負ったアナキンに
あの黒いマスクが被せられる瞬間はジーンとした。
そして「NOーーーーーー」と怒りを爆発させている時、
アナキンが受けたショックを感じて、こちらまで哀しくなってきた。
相当ショックだったろうなぁ。すべてはパドメの為に、どんな事でもして来たわけだから。
ジェダイ聖堂での虐殺の時に、踏みとどまっておくべきだったのかもしれない。

パルパティーンが、自分目の前でドゥークーとアナキンを戦わせたのは、
EP6でスカイウォーカー親子を戦わせた時を思い出させる。
議長は、いつもこのやり方なのだろうか。
まさに、『歴史は繰り返される』という言葉がピッタリだ。
しかし、ドゥークーの場合は両手を切られ、命も取られたが、
アナキンの場合は息子の強い信念のおかげで、右手(義手)だけで済んだ。
そして、『そのあと歴史は動いた』
ルークも、あの義手を見て今の自分と重ねあわせたんだろうなぁ…。

ラストの方で、議長とアナキンが建設途中のデススターを眺めるシーンは、
今後の展開を思わせる名シーンのように思えた。
って、コマンダー、若っ!
もちろんろん、EP4〜6のコマンダーも好きですよ ^^

ラストのシーン、
赤ん坊のルークと義父母が夕焼けを眺めるシーンで終わったことで、ついに本日3度目の涙。
いやー、本当に全てが繋がっちゃったよー。(詳しく言うと、完全ではないけど)
帝国は、共和国が分離・再編成された姿だったりとかいう事も分かったし。
なんか、エピソードを1〜6までぶっ続けで見たくなっちゃいました。
今はそんな時間無いけど、いつかできたらいいなぁ〜。
ガン徹(徹夜でガンダム)とかカビ徹(徹夜でカービィ)もやってみたいかもw

すごいなぁ、ルーカス監督は。
アメリカの映画協会とは色々とゴタゴタが最後まであったらしいけど、
自分の信念を貫いてまで作った作品たちは、どれも魂が入ってますね。
数年前は、[9作品による3部作の3部作]、という構造に
驚愕していた筆者でしたが、EP6〜9が製作されないという監督の言葉を聞いて、
とても残念に思っています。
でも、「約30年もの間、ご苦労様でした。」と言ってあげたいです。

by yume-no-izumi | 2005-08-31 21:13